1)電力係数の廃止に伴い電力で部門分け
  これは部内で大きく意見が割れたところです。決め手としたの
  は、コンテストと名が付いている以上、やはり公平性が命であ
  るという見識です。従来のルールは低電力で参加すれば、3
  倍にも及ぶ係数を得られ、しかも40mで顕著ですが、そんな
  に交信数はパワーにより変動がない。すると勝つには、やる
  べき事が最初から分かりきってしまいます。
  係数の是正案も折衷案として、今年は10倍、11倍、13倍
  程度ではどうかの提案がありましたがまとまらず、それでは
  ということで、電力で2部門に分けて解決しました。

2)期日を日曜日一日に統合
  これは、日曜にオンエア可能な方が多いからです。去年も40
  のCWバンドに皆さん勢揃いは、壮観でした。参加は多いにこ
  したことはない。さらに一層の白浪五人衆勢揃いを期待します。

3)4バンド中、3バンドの選択
  参加者に悩んでもらって、バンド選択が明暗を分けるようにし
  たかった為です。Esで15m大当たりとか、がっかりとか悲喜
  こもごものコメントを期待します。
  さらに、お手持ちのリグとアンテナの選択肢を増やしたかった。
  UHFを廃したのは、参加者が少ないのと、参加者自体の広が
  り過ぎを防ぐ。
  6mを入れたのは、ハードコアのファンがいるバンドだから。

4)できるだけCablliro電子ファイルを推奨します
  もちろん紙ログ、JARL形式などの電子ログを担当の松田氏
  (サブは若尾氏)は快く引き受けていただけます。
  ここでCablliro形式を強調したのは、世界的に通用するファイ
  ル形式だからです。今後、ローカルなコンテストだけでなく、
  A1クラブの面々が、気安くDXコンテストに参加できるように
  したい。ログ提出のバリヤを壊す。
  今後クラブのWEBにFAQに松田氏が解説と作成の実際を
  掲載しますので、参考にしてください。とりあえずは
  ここへ。 http://www.kkn.net/~trey/cabrillo

5)運用場所の変更不可
  時間も6時間と短いですし、参加者に移動で焦って事故でもお
  こされたら大変です。

6)失格規定
 こうした競争を伴うスポーツ競技には、通常失格規定が入ります。
 幸いなことに、これまでの当クラブのコンテストでは、ログ確認にお
 いて、スポーツマンシップに反する行為は見当たりませんでした。
 しかしながら、昨今の国内コンテストに於いて不当な水増し行為に
 よる得点の底上げなどが見られ、該当者はペナルティを受けている
 という事実があります。
 こうしたことに対応できるように、失格に関連しては:
  ● 報告内容に虚偽が認められたもの
  ● スポーツマンシップに反する行為・運用が認められた者
  ● 理由の公表
 という基本原則を制定しました。最終判断はコンテスト委員会が行い
 ます。採点は最終的に全てコンピュータ処理され、交信レベルまでの
 確認が行われますので、悪意の違反行為は全て検出されます。