HL2BM

ＢＭの今では昔の話 (24) なぜCWか?....10種類の理由

1.CWは周波数効率が優れる。
SSBとしては周波数幅が2500H z以上が必要だがCWでは250Hz以下で充分.
分かりやすく話せば一局がSSBのQSO時占有する周波数帯域で10個以上のCW QSOが可能だ。

2.DX Mode
悪条件下で了解もReadabilityが優れる。
電波状態が悪いHF対において同じ了解度を得るために必要なS/N比はCWを0dbとすれば,SSBは13db (電力費20倍). すなわち50wのCWのような了解度を得るのに必要なSSB電力は1000wとなる。

3.Pure Mode　単純なモード
ON/OFFの純粋なキャリヤー断続が全部短点,長点,間隔の組合だけで全てのものを表現する。

4.SimpleMode　簡単なモード
簡単な回路構成で実現させることができる。
変調回路が不必要. 回路構成の簡素化.

5.Intelligent Mode　知的な機能が添加されたモード.
送受信する時運用者の機能が添加されて,五感を駆使する知的な電波形式.
電離層反射が反復されて混信,雑音が伴った小さい信号を解読することができるのは人間だけであるから。
運用者の機能が添加されるだけに深さがある。喜びがある。成就感がある。 (デジタル通信もついて行けない).

6.Wide and Fun Mode　幅が広い階層が楽しむことができるモード
初心者からベテランまで楽しむ方式が色々なものがある。
* 599 B Kだけで超簡単 QSO可能
* 決まった文句だけでRubber Stamp QSO可能.
* 超高速コンテスト運用.
* QRP限界への挑戦.
* 国内局と自国語交信の楽しさ.
* 外国と英語で交信.
* Rig,周辺機器の自作が可能.

7.Gentle Mode　静かで紳士的なモード　声を出す必要がない。
* 静かに運用することができる。 (深夜,子供がいてもOK).
*運用中食事もすることができる。 (コンテスト中)
*ハンディキャップ克服(話しぶりがなくて,声が不自由でもOK).
* 運用時に騒音など問題ない。

8.Gender Free Mode　性に対する自由モード. 老若男女の区別が分からない。
* 性別や年齢が分からない。
*性別,年齢を意識しなくてもかまわない。
*互いに同等な立場でコミュニケーションになる。

9.Healthy Mode　頭と指を使う健康モード.
* 受信は頭で,送信は手で,両側で活躍するから脳の老化防止に最適.
*激しい運動ではないから高齢者も楽しむことができる。
*CWを楽しめばストレスが発散されて気持ちがさわやかになる。
* 他の文化のCommunicationこの視野を広げて友人を作る。

10.Maniac Mode　マニア的な魅力.
*符号自体が一般人には暗号のようなこと. 自分だけが分かる,自己満足の世界.
*そこにQ符号や略号としてメッセージを簡素化することができる。

***資料:ARRL,JARLa1c資料をArrangeした。****

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