BMの今では昔の話 (33) 世界最初のSOS信号

今から90余年前1912年4月10日英国のサザンプトンを出港した英国の豪華旅客船タイタニック号(MGY)が多くのヨーロッパ移民を乗せてニューヨークに向かって処女航海途中4月14日午後11時40分頃北大西洋上で氷山と衝突沈没して約2200人の死傷者を出した遭難事故が発生した。
氷山に衝突したタイタニック号はしばらく平静を維持したが次第に沈没様相を見せ始めて船では無線電信による救助を要求するようにして衝突約35分後にはタイタニック号(MGY)で初めて次のような遭難信号が発射された。

SOS SOS SOS DE MGY;REQUIRE ASSISTANCE POSITION 41.46N 50.14W STRUCK ICEBERG;TITANIC

この遭難信号を受信した船舶はテンプル号(MGQ),ブリタニック号(MPB),キャプテン号(MPA),カリフォルニア号(MWL)等でありキャプテン号と後で連絡の取れたオリンピック号(MKC)が遭難現場に向かって走って行った。 *括弧の中は船舶の呼び出し符号*しかしタイタニック号は沈没し始めたし次のような最後のメッセージを発信して最初の遭難信号発射から約1時間後ついに北大西洋海の中に沈没してしまった。
最初に遭難現場に到着したキャプテン号も救命艇に避難した何人の女性と老弱者何人の外には救助できなくて大部分が船とともに海の中に沈没してしまった。
沈没しながら送られた最後のメッセージ

SOS SOS SOS DE MGY;41.46N 50.14W SINKING WANTS IMMEDIATE ASSISTANCE;TITANIC

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