BMの今では昔の話 (06)

昔私が日政時代にソウル逓信学校で通信術を習っていた時,日本の先生が手首姿勢が正しくできないと鞭で手首を殴りながら基本姿勢を矯正した。 それでこそ120符号(1級基準)以上速度を出すことができるということだ。
今エレキーは指だけちょこっと動かせば符号がつくられて出て行くために基本姿勢に全く神経を使わない。 誰一人まともに教える人もない。 自分勝手に送信するために少しだけ速度を上げれば誤打だらけとなる。
誰でもきれいに送信したいがそれがそんなに容易でない。 エレキーも基本姿勢があってこれを必ず守ってこそきれいに送信することができる。

***要領***
1.親指と人差し指を取っ手にそっと当てる。
2.手の平底面に重心おいて手首を左右に動かして送信をする。
3.この時指だけで送信するという考えを捨てて手首を左右に動かして送信するようにする。
4.取っ手にラテックスゴムとか,ゴム手袋を少し切り取って付ける。 (すべり防止用で)
**以上**

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